読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

プロダクト・アウトの心

先日久しぶりに昔の部の皆さんと飲みました。で、一番刺激になった議論が「プロダクト・アウトは悪なのか」という議論。

端的に言うと、営業として、つまり売る立場の人間から見たらそりゃプロダクトありきは悪だよね、と。お客様が望むものにそぐわないと本末転倒でしょ、と。だけど作る側の人間から見たら、まずはプロダクトありきなんだと。こういう技術を使えばこんな面白いもんが出来るんだっていうアツさは絶対必要なんだと。それがあってこそソリューションの種ができて、商材へと結実することができるんだと。

これ、かなり名言なのではないでしょうか?

私はこの言葉を聴いた時に衝撃が走りました。

「こういった技術を使うとこういうのが出来る」というのは必要だが、それだけでは「どんな顧客を狙うんだっけ?」という問いに的確に答えることができない。それをどうやったら超えられるのかよく分からないなぁと思っていたら、弊社の某ライン長が顧客をどこに定めるかという話ってぶっちゃけ「特定の優良顧客に対する徹底した個別対応」か「不特定多数の顧客に対する標準化されたオペレーション対応」の2つしかないのである、というアツいことを仰られました。

となれば、マックのハンバーガーのようによっぽど圧倒的なオペレーション・方法論を持っていない限りは徹底した個別対応しかないよねという話になりますと。特に弊社のような子会社SIerは絶対的なユーザーである親会社がいるのだから、プロダクトアウトを基点として後はそれをどうアレンジすれば顧客の問題解決に資するのかを考えればいいんじゃないの、と。そういうの考えるのがSIerの経営陣の仕事なのではないかと。

だが、実際にはそれをやるためにはITと業務の両方が話せないと、上記のような議論ってできないんですよね・・・。そうなると、技術者が業務設計をできるようになるのか、業務管理者が技術をわかるようになるのかどっちのパスがバイリンガルを育成できるんだっけ、という議論が大抵出てきます。

話がそれましたが、SIerで新たなことをやる時はまずはプロダクト・アウトのアツさが基点となる、というのは間違いないと思います!