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GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

コンサルって哀れかもしれない

etc

コンサルタントって、どこまでいっても委任でしか仕事が出来ない商売だと思います。それが結構な弊害を産んでいる気がする。

彼らは頭脳をフル回転して、様々な問題を整理して課題はココですよと我々に伝えてくれる。でも、それ以上でもそれ以下でもない。そして、彼等が提示したお答えを適切に噛み砕いて意味のあるアウトプットにしていく顧客は、一握りでしかない。一時期コンサルの焼畑農業なんて揶揄された時期があったが、彼らのアウトプットを自社に完全に取り込むのはかなり難しいと思う。何が焼畑かといえば、分厚いコンセプトありきの報告書をどっさり作って、でも結局それを実装する為には何の役にも立たないので火を噴いた案件が出まくったこと。これはコンサルにも非があるし、適切なオーダーが出来ていないユーザーも悪い。

話は戻りますが、こういった悪しき側面があることはユーザー側もそうですが、コンサル側にとっても結構不幸なことだと思う。

最悪は論理構築能力しか身に付かず、論理そのものも血の通わない無味乾燥したものしか言えない人間になってしまう。アウトプットに血が通わなくなる。人間は経験でしか分からないコトがほとんどで、やったことがないことは評価できないのが原理原則。知識はあくまで効果的に考えるためのもの、つまり無駄に寄り道をせずに目的を達成するためのガイド以上にはなれないし、なり得ないと思う。あ、あとコンサルに求める知見なるものは、かなり的を絞らないと使えるもんは出てこない。凡化されすぎると常識の羅列になるので結局詳細化が必要になることが多い。

コンサルファームに期待すべき点は頭の使い方の引き出しを増やすことやストーリーテリングの能力を上げるなどが無難な正解なように思う。端的に言ってしまえばプレゼンテーション能力とコミュニケーション能力ですか。専門性を高めるというのは確かに可能だとは思うがコンサルになっても望んだ案件ばっかりできるとは限らないと思うので、自分の道をある程度明確にした上で、例えば財務会計なら財務会計、生産管理なら生産管理・・・、と決めてからコンサルになるのが効果的だと思います。