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GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

Powerpointは紙芝居

ここ半年ばかりPowerpointとプレゼンの日々を過ごしているのですが、世の中にはファンタスティクでアブノーマルでオッパッピーなPowerpointを書く人が多いことに気がつきました。何が言いたいのかサッパリ分からないPowerpointには、こんな特徴があるように思います。見ただけで死ねばいいのにって思う。

  1. 一語多義的な横文字を惜しげもなく使う。
  2. 言いたいことを詰め込みすぎて結局主題がわからん。
  3. 図解しているつもりがその図そのものが意味不明。
  4. 題名とスライドの内容が全然合ってない。

現在のお客様は超大手企業様でございますので、様々なコンサルティングファームが出たり入ったりしており、色んなコンサル会社のPowerpoint資料を見せてもらいました。ボスコンとマッキンゼー以外は粗方見させて頂きました。流石に「それっぽい」資料をお作りになられます。それっぽいというのは、見た目はちゃんとしているという意味です。安っぽくない。言いたい事が安っぽく見られてしまうのがPowerpointの怖い所でもあるし。

Powerpointで最も重要なのは、「一言で伝わるメッセージがあるかどうか」だと思ってます。これがないPowerpointは見る気がしないし、当の本人も「わかったつもりになっていることを羅列して書いてあるだけ」のPowerpointになっているケースが多いです。私はPowerpointで資料を作る際はスライドの一番上に2行程度のメッセージを書いています。題名とこのメッセージだけでスライドの流れが追えるような資料でないと、結局自分の言いたい事が正しく相手に伝わりません。Powerpointは紙芝居である、というのが本質だと思ってます。

そもそも資料を作る目的は、その資料に目を通す人の思考時間を短縮することにあります。自分の言いたいことを迅速にかつ正確に分かってもらうために資料を作るはずです。仕様を決めたり、設計書書いたり、シーケンス図でもクラス図でも何でもいいけど、結局それは自分の伝えたいことを形にして、形にしたものをすぐ相手に分かってもらうために書くわけじゃないですか。その視点がスッポリ抜けている資料が多すぎるのは気のせいじゃないと思う。資料というのは一目で分かるものにこそ価値があります。一目で分かるっていうことは、自分の伝えたいことが正確に伝わっているということに等しいからです。

また結構重要じゃないのかなと思っているのが、色彩。Powerpointを使うときは基本寒色系が個人的にお勧めです。寒色系は目に優しいし、良い意味でクールな印象を与えてくれます。原色系は刺激が強すぎる嫌いがあり、自分ひとりのプレゼンならまだいいんだけど会議資料にはちょっとそぐわない。あとちょこまか色を変えるのもよろしくない。見栄えが汚い。色は同系色を使いましょう。色の違いは濃淡で表現するとCooooolに見えますよ。

「SAY IT WITH CHART」という本がありますが、チャートのように一発でメッセージが伝わる形態で資料を作ることがとっても重要だと思います。