GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

5mm方眼に思いを込めて

激しく同意した。下記エントリはとってもブクマされてる以上、同じように激しく同意した人がいっぱいいるんだろう。

デュアルディスプレイで得られる効率はコーディングの効率なのだけど、机に広げたノートで得られるのは考えをまとめる効率。脳の中に展開できない何かをノートに展開ですよ。

「考えをまとめる効率」と言う言葉は至言です。これってホント重要な視点です。

私は実はほとんど紙とペンを使わないタイプでした。マインドマップに頼っていましたが、今年の夏に某外資系有名ファームのコンサルと仕事をしてから180度変わりまして、すっかり紙とペンに思いをぶつけるスタイルに変わりました。彼らコンサルは、必ずといって良いほど紙とペンを広げ自分の言いたいことを図式化しようとしています。私の後ろの席でひたすらペンを走らせていました。なるほど、これが彼らコンサルの全ての基本なんだな、と。図式化することでこの問題をどう捉えていくのかを構造化して分析しようとしているのが分かりました。図式化するっていうのが紙とペンを使う一番の理由です。今年始めの自分のパワーポイントと、今の自分のパワーポイントは雲泥の差です。社外秘だからアレだけど、ほんと見せたいぐらいw チャートに落とし込むのはマインドマップでは無理がある。

私はブレストにはマインドマップ、ToDoにはバブルマップ、プランニングはペンと紙、が基本です。

脳の中に展開できない何かを紙に書くことに慣れていくことが何よりも大切です。とにかく慣れてください。思いのままにペンで書きなぐってください。ひどい資料を作ったりレビューやお客様からの突っ込みにたじたじしちゃう人は、驚くほどペンと紙を使っていないものです。脳の中に展開できない何かが埋もれたまま歯石のようにこびりついてしまって取れないままに、それを整理する術を知らないまま思考の効率が悪くなっているのです。こうなってしまっては、あなたも頭の固いおやぢになってしまいます。

最初は文章の断片、コードの断片、図解の断片、キーワードの寄せ集め、仕様の断片・・・そんなもんです。私もキーワードを書いた後結局どうしたいんだっけ、って固まったことがあります。それを吐き出していく内に段々とまとまりができてきます。キーワードをつなげていくうちにひとつのストーリーになることもあれば、ロジックツリーのように要素分解できることもあれば、対立の構造が見えてくることもあれば、タスクプランがかけている時もあれば、ヌケモレがわかることもあります。言いたいことが輪郭を帯びて見えてくるようになります。

まさに、化学反応が起きるんです。

こうなるとしめたもので、私はこの半年で言いたいことを紙に書き出してそれをパワポ化することが格段に早いスピードでできるようになりました。5倍ぐらい早くなりましたよ。紙に書き出したことが有機的につながるようになったからです。それしかやってねぇからだけどなw

さぁ、みなさん。

明日は5mm方眼用紙とサインペンを買ってください。

私は赤、青、黒、オレンジと性質の違う事象が一発でわかるようにするために様々な色を持っていますが、基本は青を使ってます。青が好きだからw 何色でもどんなペンでも良いです。書きごこちの良いと思われるペンを使ってください。あと私は方眼用紙が好きです。無地の紙だとなぜか気後れする。

そして、5mm方眼に自分が明確にしたいことをまず表題として書いてください。その上で今頭に浮かんだことを書いてください。

スペースをいっぱい使ってください。空白のままだと何か書かなきゃって気になります。だが、それが良いのです。

そしてその中から、自分が最も重要だと思っていることを○で囲うか二重線を引いてください。目立たせてください。構造が見えてきたらそれを枠で囲うのも有効です。それを表題と見比べて、自分で納得できるか確認してください。他人に説明できるか自問してください。

そうすれば、あなたはいつしかオピニオンリーダーになっているはずですから。