GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

コミュニティ運営の難しさ

昨日のオフ会で2次会に向かう時にはぶさんと5分ばかしお話したのですが、コミュニティ運営の難しさについて色々教えて頂きました。

単純に皆さんを1つの場所に「物理的に」集めること。これが相当難しかった。10人程度のコミュニティなら面が割れているのでどうとでもなりますが、今回のように50人近い方が参加表明されると誰が誰だかわからないし、50人を超えると飲み会の場所をとるのが困難になり、1次会だけで終わるわけが無いから2次会のリストアップぐらいまでは準備しておかないと皆様のテンションが下がってしまう。自分以外は皆さんにとってアウェイだったので聞かれたら答えないとKYかなって思ってたり。

しかも素性が分からない方々がいっぱいいるわけです。我ながらすごいかもって思いました。ものすごくリスク高いことやったんだなぁって。ちょっと自画自賛の一つでもBlogに書いても怒られないはず。きっとそのはず。

例えば私とリアルで顔見知りだって人は何らかのネットワークを通じてつかまえることはできますが、今回のOFFのようにはてなやTwitterのidしか分からないってのは連絡の取りようが無い。その方の良心に賭けるしかない。昨日のBPMオフ会でも飲み会については基本的に前日の17:00までと書かせてもらい、普通当日キャンセルは連絡をするのがマナーだと思いますが、私の出欠確認表に誤りが無ければWikiには参加すると言っていても実際には全くこられない方も少なからずいらっしゃるわけです。正直、あの時出欠確認しなかったらどうなっていたことかと思うとゾッとします。黙って帰るつもりだったんでしょうか。うん、裏の取れないことは信じちゃいけない。スーツの基本ですね(笑)

幸い初めてのトゥギャザーという好材料があったためアツい思いをお持ちの方が多く徴収しようが無い方が少なかったこと、飲み放題料金が土日は500円引きだったというタナボタの2点があったので予算内ギリギリ管理できたのですが、こんなリスクをひとりで追うのは無理なのでもう次からめんどいから弊社提供するのやめようかなーとか夜風に吹かれつつ思いました。別に僕がいなくてもビールパーティーはできるじゃないですか。勉強会だってやりたいってヒトが頑張ればいくらでもやりようがあります。

スーツとギークの対立みたいな話も似たような所があって、端的に言えば手段を選びすぎです。どちらにも非があるなぁと思うのは利害関係者に対する配慮・説明も考えることが出来ない所にあると思います。やり方はいくらでもあるっていう所を共有できて「問題 VS 私たち」の構図に持っていけないものなんでしょうか。

はぶさんがおっしゃられていて至言だなと思ったのは、「コミュニティ運営には、基本的に強制力が全くない。何かを進めていって段々と活動範囲が広がっていくと運営コストのことに直結する。本来は誰がオーナーだなんだっていうものは関係ないはずなのに、カネが絡むとだるだるになってくる弊害もあれば、変な争いをすることもあったりするんですよ。」という趣旨のお話でした。強制力が無いのでいくらコミュニティといえども組織的なバックアップがないと段々だらけていくんじゃないかなって思いました。NPOのような組織にだって競争原理が必要です。これがビジネスだったらお金になるので私にも何かしらの見返りがあるのですが、コミュニティには金銭的報酬はありません。個人がボランティア精神発揮できるのはある一定数の人数まで。そこから先は限界があると思います。

勢いで2つもコミュニティの中のヒトになってしまったんですが、組織活動というのは集まれば何かが出来るわけではなく、集めて何かを出来るようにしなくちゃならないってことがとっても大切で、そんなことを考える人なんて誰もいないので、そういうことができる「スーツ」でありたいと思います。