GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

ホッテントリに入ったブロガーの心理ってこんな感じだよ

ここ最近私と遊んでくれている方々のエントリーがホッテントリに入ることが多くなりました。最近ではraituさんのエントリがホッテントリに入りました。

おかげさまで私もある程度ブックマークを頂くことができるようになりましたので、今日は発信者の立場に立ったブクマコメントとの付き合い方について書きたいと思います。発信者は基本的に弱いんですよ。あなた方が思うよりもずっと。200ブクマ超えちゃって「何じゃこりゃぁぁswでfrgtghy6hじゅkj」という状態にならないように、ひいては「こんなにも・・・こんなにも辛いのならはてブなど要らぬ!」というダークサイドに落ちないように気をつけたいものです。

このエントリーの目的は、情報発信者を励ますことです。

ホッテントリ童貞卒業時の心理

私が初めてホッテントリでてんぱったのは、dankogaiが降臨することになった、スーツのエントリです。基本的に、発信者の「思い」が強いエントリほど当然フィードバックが気になります。思いが強いエントリは発信者のリアルがそのまま投影されますので、客観的な観点なんかほとんどありません。オレはこうだと思っているんだぁぁぁいくぜぇぇぇ、というアツい情熱だけです。

ブクマコメントで一番多いのは、「お前はそう言ってるけどさ、こういう観点が抜けてるんじゃないの」「おいおい、俺たちの立場も考えて話してくれよ」「まぁねぇそれは確かにあるんだけどねぇでもさぁくぁwせddfrgt」というような粘り気のあるコメントのように感じます。「頑張ってください!」「すごく面白かったです!」「こういうのが読みたいです!」っていうブクマコメントもらったことがない。「愛してまう!」とかそういうのこねぇかなw お前は何をいっ(ry

大量のブクマコメントに晒されたブロガーというのは、簡単に言うと球場で野次られている野球選手に良く似ていると感じます。自分はチームに迷惑を掛けていないのに遠くから野次られている感じ。某ブロガーはホッテントリに入って心労でやせたことがあるそうです。これは、自分のエントリにイナゴのように連なるブックマークを見たことがない人にはわからないと思います。すごいパワーなんですよ、良くも悪くも。

初めてホッテントリに入った時って良心的というか真面目なブロガーは大抵追記もしくは派生エントリを書きます。ああ、オレが伝えておきたかったのはこういうことじゃないんだよな、ってかんじで。

実はもうその頃にはブックマーカー達は気が済んでいることが多いので、全然言葉が届かなかったりするのです。骨折り損のくたびれもうけです。なので発信者は基本的に追記しなくていいです。気が済んだのかな、ぐらいでスルーすると心が楽になります。

ブロガーは孤独

ブロガーって、孤独な生き物なんですよ。もうちょっと優しくしてあげてもいいと思うんですよね。足あとつけたったーはよコメントよこさんかーいっていうのはうざいけど、「ああ、彼はこういうことが言いたいんだな」というのをもうちょっと汲み取ってもらえないものなのかなぁと思います。よっぽど変な日本語でない限り、KeyMessageは汲み取れるものだと思います。それをわかって変化球投げる人もいそうだけどね。

そのキーメッセージを逆なでするようなブクマコメントが結構滅入るんですよ。あーなんだよ、こんな風に伝わるのかよ、馬鹿馬鹿しいやって思ってしまうんですよ。

あのですね、これは声を大にして言いたいんですが、完璧なエントリなど存在しないんですよ。偏っているのが当たり前なんです。その偏りがエントリを面白くするんですから。それを楽しむ知的余裕というべきものが必要なんじゃないのかなって良く思います。私の立場も汲んでくださーい的なコメントに耳を貸す必要なんてない。

ブロガーの皆さん。色々と辛いこともあると思うのですが、エントリを書いて晒したものが一番評価されるべきなんですよ!いくらブクマコメントでDISられたとしても、所詮外野の雑言です。それがあなたにとって有意義なインプットになることはないんですから。そして、あなたと同等の見識を持っているわけではないのです。あなたが書いたエントリと同等の質をもったエントリが書けるわけでもないじゃないですか。あなたにしか書けないエントリに価値があるんです。

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