GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

楽しい所に、人は集まる

タケルンバ卿をオフ充にした主犯格のござ先輩です、こんにちは。「タケルンバはワシが育てた」と言わせて頂きましょう。

1対1の向こう側

サバイブSNSのオフ会に参加した時も書いたんですが、Webというのは広大なんだけど個々のつながりはとても狭いです。基本的に、やっぱり1対1なんですよね。ただ、「1の向こう側」に色んな方がいて、それらがバイパスになって道路網のようなものが出来る。ネットでは利害関係が無い付き合いが比較的構築しやすいので、それが追い風になっているかもしれません。

その意味でいうと、距離感が非常に短いという言葉が正確かもしれません。Webではリアルだけでは決して構築出来ないネットワークを構築できるインフラを提供してくれます。

特に距離感が短いのはTwitterです。ブログしかコミュニケーションツールを持っていなかったら、恐らく僕の今の人的ネットワークは半分以下だったと思う。java-jaやBPMオフ以外の方々とは、ほとんどTwitterをきっかけに会話をさせて頂いてオフらせてもらいました。@Yoiさんがオフは基本的にはタイムラインの延長だと思いましょうとおっしゃってましたが、言い得て妙だと思います。

第ゼロ印象と第一印象のあいだ

ネット経由で人と会う場合、実際に会うより前に中の人に対するイメージがすでに出来ています。第一印象より前なので、第ゼロ印象とでもいいましょうか。難しいのは、この第ゼロ印象が良すぎる場合ですよね。面白い人だよーとか。端的には「ハードルをあげるな」という言葉で集約されます。ネットとリアルではテンションが違うことも多い。ココが難しいところ。

僕の例で言うと、第ゼロ印象と第一印象のギャップの違いをネタとしていじってもらったり、以前どこかのオフで「こんなに軽い人だとは思っていなかった」とおっしゃって頂けているわけです。ギャップがある方が、印象深い出会いになります。

はじめの一歩が、一番重たい

僕も当初はブログとリアルを融合させるつもりはこれっぽっちもなかった。数少ないリアルの友人・知人が見てくれるぐらいの場所だったのに、ネットを媒体として知りたいことの答えをリアルで求めるようになってから有識者の方の出会いが増え、そこから加速度的にブログのアクセスが増えて色んなイベントに呼んでもらえまして、リアルでも知人・友人が増えていきました。

「動かなきゃ始まらない」というのはこのブログでよく申し上げているテーマの1つでもありますが、「はじめの一歩が一番重たい」のもまた然りです。自分一人で一歩を踏み出す必要は全くないので、人の誘いに乗るとか、知人のつながりで連れて行ってもらうとか、誰か1人でも話しかけて見たい人に話をしてくることを目標にするとか。堅苦しく構えてしまうと相手も堅苦しく構えてしまうので、適度な軽さを意識しています。

楽しい所に、人は集まる。

「楽しそうだなぁ」

このように思ってもらえることが、実は一番大切なところでもあります。僕はコミュニティ運営に近しいことをやっているので、「こいつの企画は楽しそうな予感がする」と思って頂けることを目指しています。

オフ神様が「オフがオフを呼ぶ」とおっしゃるように、「また楽しそうなオフをやってるなぁ」という印象を持ってもらえるし、「この人なら場慣れしてる感じだし、オフレポ面白いし、見知らぬ人に声をかけられても大丈夫だろう」と敷居を下げる効果がある。これは大きなポイントだし、それは決してマイナスにならない。楽しい所・面白そうな所に、人は集います。

Merry Meet, Merry Part.

「Merry Meet, Merry Part」という言葉があります。「出会いが楽しければ、別れるときも楽しく別れられるよ。」という意味の言葉です。

参加してうまくいかないこともあるだろうし、失敗することもあるだろうし、また、参加すらためらってスルーすることもあることでしょう。でも誰だってそうで、そういう中からうまくいった人付き合いが残る。そこからまた次の展開が生まれてくる。失敗の中から経験による成功が生まれてくるし、小さな成功だとしても、それが呼び水となって次の展開が生まれることもある。

うまくいった人付き合いが残るためには、うまくいかなかった人付き合い・何度も会えないなぁと思うような出会い、そういったものも当然あります。逆に自分にとってマイナス要素を知ることが出来るから、プラスの要素を手に入れる可能性も高くなると思います。呼び水を起こすためには、やっぱり鉱脈を当てないと。なので、まずはそういう場所に赴いてみることが大切だと思います。

Merry Meet, Merry Part.

そういう出会いを1つでも多く、経験できたら。

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