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GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

オープンソースをHackできることの意味

オープンソースを使いこなすことには、間違いなく優位性がある。そして、それはオープンソースを使いこなせないことにとてつもないハンディキャップをおっているという認識が必要である。

これは、単なる経済合理性の話である、ハッカーがどうだとか、オープンソースがどーだという話ではない。ベンダーにロックインされることが自社の競争優位性に繋がるのか否か。もし競争優位性に繋がらないとしたらオープンソースを利用するしかない。それしか選択肢がないのである。

2010-03-21 - 未来のいつか/hyoshiokの日記

よしおかさんの上記エントリを読んで、僕も同様の問いを抱いているのだけどうまく言葉に落とせなかった。

要はOSSをハックできる企業や人材とのパートナーシップがいかに強力なものか。事業価値をいかに高めるか。それが直感として正しいということなのですが、先週全く違う業界で事業展開している2つの会社の取締役の方と仕事でお会いする機会があり、モヤっとがだいぶスッキリしてきました。

お二方とも共通していたのは、「最近ウチの業界で伸びている会社は、システムが強いんだ。古い慣習でやってきた業界に対してブレイクスルーをするために、システムで代替し難いメリットを提示して差をつけているんだよ。」という趣旨の話。そのシステムはどうやって構築したかというと、オリジナルで組んだそうです。パッケージの活用はされなかったんですかねぇとお聞きした所、手厳しいコメントを頂戴しました。「既製品というのは、古い慣習にフィットするように作られている。それに、やりたいことがあまり実現できない上に値段も高いからね。昔は知らないが、今こういうのを採用する理由は無いかな。」

いいですねぇ。パッケージって古い商慣習にフィットするために作られているんだから、そいつを採用しても事業貢献には寄与しないだろっていうご指摘。肝に銘じたいお言葉です。

オープンソースをHackできる人材を現在最も欲しがっているのが、SIerのようなシステム屋ではなくて戦略的なITシステムを持っていないけれど事業を展開したい会社さんだと思うのです。何しろそういった方に「オープンソースをHackできる人材」の意味が、まだまだ伝わっていない。しかし、「システムさえあれば・・・」という思いを強くしている経営者の方は、本当にたくさんいらっしゃると強く感じています。ワクワクします。

オープンソースをHackできることの意味は、システムを使って仕事をしている以上そのシステムをHackできる人材がいれば時代が変わっても色んなやり方で事業価値を高めることだと僕は思っているし、実践して証明していけたらと思っています。