GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

WEB技術者の事業貢献度をもっと高めたい

このエントリを書こうと思った発端はこのまとめ。

佐々木俊尚@sasakitoshinao氏の、ソーシャルゲーム評、ソーシャルゲームネタと、それに対するツイートまとめ - Togetter

このまとめの中で、GREEDeNAに代表されるソーシャルゲームプロバイダーのみなさんのビジネスモデルが「下流食い」と称されております。

総括的なつぶやきとして、こちら。

しかしこういう下流食いビジネスにこれから日本のウェブの「スタープレーヤー」たちが流れ込んでいくのか・・。日本でネットが普及し始めてから、15年。感無量だ。

http://twitter.com/sasakitoshinao/status/22852929445

極端に言ってしまえば、エッジ効いている技術者集めてやることは中毒性の高いゲームをバラまいて競争心を煽ってお金を使わせる事なのか・・・みたいな所でしょうか。

エンジニアの事業貢献度合いの問題では?

GREEDeNAの事業内容について是非を論じてもしょうがない。GREEDeNAは自社の事業の根幹がITによる仕組みで回っているので、技術者の事業に対する貢献度が高い。結果的に、優秀な技術者が何を求めているか、どんな仕事を与えればいいか、会社での居場所をどう作ればいいかという事に腐心しているので、優秀な技術者が集まりやすくなっているように見えます。日本最大級のSNSの構築・運用・企画等々の仕事は、技術的な挑戦も多いでしょう。

スタープレイヤーの流出を食い止めたいなら、筋論から言えばやりたくなるような仕事を用意しなくてはならない。「いやーうちには何にも無いんですけど、とにかく優秀な技術者にシステムの仕事任せたいんです」ではなかなか難しい。もっと言えば人月で売られたくはないでしょうし、ええ。

ITで事業の仕組みを作っていない一般の企業に取っては、ITはあくまでツールでしかないという温度差もありますし、自社の事業に対する投資としてのIT戦略を立案・企画できる方が少ない。おまけに予算も厳しかったりする。これまた、なかなか難しい。

異業種という未開の地で、技術のあり方を探す

僕のように異業種でITの仕事を探して飛び込むケース。特になーんにもない中小においてはDr.コトーのようなもんだと思って頂ければわかりやすいと思います。何も無いど田舎の診療所に飛び込んで、多くの参考書や情報を抱えわかんないことを調べながら前に進み、必要とされる居場所を自分で作る。そんな感じです。やりがいを感じるかどうかはあなた次第です。

正直な所、形骸化した内製組織ほどつまんないものはないなーと思ってます。

人月からの脱却をはかる

王道はこれ。人工商売を辞める。そんな矢先、永和システムマネジメントさんがこんなリリースを発表されました。

新しい契約形態での受託開発サービス「価値創造契約」 | 永和システムマネジメント

ひがさんがずっとおっしゃってた、プログラミングファースト開発 - ひがやすを blogを地でいくビジネスモデルをやってみようという試みです。簡単に言えば、今まで従量制だったシステムがリリースするまでは基本的に月額定額使い放題になります、と。初期投資(ハードやDBやミドルウェア)は要りませんし、色々今までに無いメリットがたくさんありますよ、というお話。

僕のブログを読んで頂いている発注者側の方は、今までのSIerのやり方に問題を感じている方がとても多いので、このビジネスモデルはうってつけかもしれません。ご紹介しておきます。

道は色々あっても全ての道はローマ、つまり技術者の事業貢献度につながると思う。色んな試みが実ってくれたらいいなーと思います。