当たり前の話ですが、オフショア開発は発注元に確固たる技術的知見はあって当然で、なおかつ鉄のように硬く決められた仕様でないと*1、そう簡単にはいきません。
同じ日本の協力会社の方にお願いしても、コミュニケーション不足や発注元(時には双方)管理能力の無さでうまくいかないことがあったりするわけで。ましてや、言葉も習慣も違う人間と共通語を用いて会話をしなくてはならないんですから、そのコストたるや推して知るべしです。
某社で頑張っている友人からチラっと聞いた話ですが、某アジア諸国の協力会社さんに開発を投げた億単位の案件があったそうです。JavaのWEBアプリの案件。
フロントにはリッチクライアントを使用しており、新技術のため確固たるノウハウがあるとは言えないと。むしろゼロに近いと。
さらに最悪なことに、Javaが全くわからない管理者と協力会社でJava案件をやったらしく、同時接続数がヒト桁台でもうアプリがダウンするとかしないとか。
で、結果としてどうなかったというと(ry
ノウハウ持ってない技術をオフショアで開発するそのクオリティの高さに脱帽しました。信じがたい…。
*1:誇張してるだけよw