畑は違えど同じIT技術を扱うものとして、これは本当に切なくなる。
例え超しょぼいプログラマだったとしても、誤操作するプログラムを書いたプログラマを責めるのは間違いだと思う。誰だってバグを見落としてしまうことはあるし、非常にタイトなスケジュールで正常系のみのテストしかしていないのかもしれない。如何に地力があるヒトでも、追い込まれてしまったら手抜きコードを書いてしまうことは想像に難くない。
コストと品質とスケジュールは必ずと言っていいほどトレードオフになるが、シンドラー社のエラい人たちはコトが起きたら責任が取れない事態になるという意識が本当に希薄のようだ。亡くなられた被害者の方を生き返らせることはできない。
組み込み系は人命がかかっているソフトウェアを扱うのが本当に恐ろしい。私のようなWEBアプリ屋はカネは取り扱っても、人命は取り扱わない。乗り物系は殆どソフト制御で動いているはず。誤作動で飛行機の着陸に失敗したら、誰が責任を取るんですかって話になる。
最近は会計面における内部統制が盛り上がっているが、システム屋も第3者の監査が必要かもしれません。