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ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

Noは心の中に仕舞いましょう

よしおかさんの飲むときの3ヶ条がすごい - developer’s delightを読んで。

よしおかさんの飲むときの3ヶ条

  • 愚痴らない。
  • 人の悪口を言わない。
  • 評論家にならない。

僕なりの解釈

よしおかさんの飲むときの3か条の根本にあるのは、「否定しない」ことじゃないかなと思います。愚痴と相談は似て非なるものですし、愚痴からは何も生まれない。何かを生み出すことが目的じゃないよって感じでもありますが、まぁほとんどの人にとっては聞いていて楽しいものではないですし、どう取り扱っていいかも難しい所です。せっかちな人に「うん、で、どうしたいの?」と行間読まず問い詰められてしまって逆に自分がツライ思いをすることもあるでしょう。

あえて違う軸で苦言を呈すとすれば、異性の愚痴は別なんですよ。男の愚痴はまじめに聞く必要ねぇなと僕も正直思うけど、女の愚痴は聞いておいたほうがいいですよ。女性を軽々しくDISっちゃいけません。男はそれを反骨精神に結びつけることが出来るけど、女性の場合は人格に対する批判やすれ違いは、体の芯に残るから。正しいとかそうでないとかの次元を超える。また、愚痴がSOSの場合もあるんだ。以上、ソースはオレ。

人の悪口を言う人はどこかで自分の悪口を言われているので、結果的に自分で自分の足を引っ張ります。気づかぬは本人ばかりなり、です。それに、誰かを悪く言う人に自分にとって大切なことを言う人はいない。他人の悪口を聞いていれば、次は自分が悪く言われるかもって思うじゃないですか。生産的であったり有意義であったり、自分にパワーをもらえるような場に出会える可能性は非常に少なくなると思います。あたりさわりのないことしか飲み会の場で聞けないし話せないのは、もったいない。

評論家にならないという意味は、「自分ならこうだ」「自分はそれについては、こういうことをやってきたよ」って感じで発信していくってことかな、と思いました。要は軸を自分に置くんです。周りじゃなくて。周りはこうやっているとか、自分では実現できそうにないことを正しいかのごとく言ったりするから、つまんないのかな、と。僕は、あなたのチャレンジが聞きたいんだ。それで元気をもらいたい。楽しい時間にしたい。よしおかさんも多分そうだし、よしおかさん自身がチャレンジされているのを見て何かのヒントになればと思っている人も、多くいるだろう。

違うんすよ、違う。

責めてるわけじゃないんです。

なんで小一時間一緒に飲んでいるのに、オレはお前の気持ちを一度も聞けないんだって言いたいんだ。

こっちはお前と飲みたくて、お前1人にフォーカスしたくて一緒にいるのに、どうしてお前の話が出てこないんだよ。

お前の話の主役が「お前」じゃないんだよ。

そういうのってやっぱり聞いてて悲しいし、話して欲しいって思うし、

話したら楽になるよっても思うし、お前の事情なんかどうにしたってオレが聞きたいって思うんよ。

違ぇよ! オレはお前の話の主役が「お前」じゃないから頭にきてるんだ! - Attribute=51

よく、わかる。ぐりさんを初めて知ったのが実はこれですw そん時は「おお、そうそう。オレもそう思う!」って思ってチラッとブクマページ見たけどコメント欄が荒れてて0.5秒で閉じた。アルファは大変だ。DISられるぐらいじゃないと、アルファになれない。賛同は沈黙で見えず、否定はどこかで可視化される。

それはおいといて。

ヒトを選ばない

人と会い続けていくってすごい大変なことでもあると思います。人に誘われてそれで予定が埋まる。それが続く。時にはその場を主催する。すごいことだと思います。オフ充な方々に学ぶべきことは「多くの人と会い続けていると、自然とその人に対する安心感みたいなものも生まれるし、良い意味で連鎖が続く」ってことじゃないかな。カリスマホストの零二と城崎仁に共通しているのは、「客を選ばなかった」ことらしいです。なるほどな、と思った。その姿勢には学ぶべき所がある。

出会わなければ何も始まらないんだけど、諸刃の剣でもあるから難しいよね。でも選んでばかりいちゃ、もったいないよね。ファーストコンタクトは多くあったほうが基本的にいいから。

Noを言いたいことはいくらでもあるんですが、断る力があってそれを断り続けても突っ張り通せるだけの総合的な環境が無いとツライことになるし、Noを聞かされるほうはツマンナイ事が多いですから、それは心に仕舞って前向きで楽しくやりましょー。

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