竹内靖朗 (takeuch) on Twitterさんから献本御礼。
#dankogaiが良く書いているこの一文をついに使える時が来て感無量です。
- 作者: 日経PC21
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/04/29
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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本書は、ツイッターを初めてやるヒトに向けてのガイド本という意味合いが強いです。Twitterの登録に始まり、登録後はTwitterの用語解説やマナーの説明、慣れてきたらフォローを増やしてアンテナを拡大させていく、そして増えていく情報をクライアント等を使って整理して、仕事に役立てていく。
そういうことを、ポイントを要所に抑えた通勤途中で読むのにちょうど良い密度・テンポで構成されています。慣れている人も復習の意味で有用。「Twitterってなに?」って聞かれた場合に「ちょっとこれ読んでみ」っておススメできる一冊です。用語の解説から使い方まで広く網羅しているので。
Twitterには自分の部屋や友達の管理的な機能が無いが故に、人と人とがダイレクトにつながるツールになっています。独り言(つぶやき)を言うことがメインでありながら、相手にとって迷惑にならないような配慮が求められるバランス感覚が必要です。僕なりに本書が取り上げているテーマで、補足しておきたいことを書いておきます。
アカウントについて
- アイコン重要。誰もIDなんて覚えません、アイコンで覚えています。なので初期アイコンから独自のアイコンに変更したほうが良いです。動くアイコンは辞めた方が無難です。返信タブに残っているとうっとおしくなり、見たくなくなります。
- プロフィール重要です。ココの情報が少ないとフォローするのをためらうケースが多いからです。SPAMだったらどうしよう、とか考えちゃいます。
- 本書では可能なら本名を薦めていますが、僕はオススメしないです。仕事での情報交換をするなら、業界・職種をBioに書くだけで充分です。
Twitter作法
2年以上やってきて、僕が思うTwitterならではのポイントを書いておきます。
- Twitterはひとりごとの集積です。相手の反応を期待しないで下さい。
- お前がうざいとお前の独り言がうざい、というのは似て非なるものです。気にしない、気にしない。
- フォロワーの多い方は、1つのPOSTに対し返しきれない程の返信・言及を受けていますので、まず返答は期待できません。
- フォローの増減・リムーブを気にするのは、常に相手の顔色を伺っているのと同じです。相手に決定権のあることを思い悩むのは、天に唾を吐くのと同意です。気にしない、気にしない。
- フォローを増やすためには@で話しかけるのが最も有効ですが、全く面識のないヒトに絡む場合は口調に気をつけましょう。物腰は低く、丁寧語を使いましょう。相手の反応を気にしなくても良いと言うことは、相手のことを好き勝手言って良いわけではありません。
- 自分のタイムラインを構築できるかどうかが、ツイッターを楽しめるかどうかの分水嶺です。まずある程度フォローしてみて、タイムラインそのものを体感することが大切です。Twitterの革新性は、タイムラインという概念にあります。
- 愚痴・非難の類のPOSTがタイムラインに流れてくるのが最も気が滅入りますので、ネガティブなPOSTはなるべく少なめにしましょう。
- 非公式RTは、ヒトによって好き嫌いがあります。非公式RTで会話に参加するよりも、@で(返信で)参加した方が良い時もあります。
- 自分の発言に非公式RTで「僕はそう思いませんが」や「だから何?」っていう趣旨の言及を頂くのが、すごく返答に困る上に経験上好感を持つことは一度もありません。会話が成り立たないヒトをフォローしたいとは思いません。
- Twitterはフォロワーが増えれば楽しい、とは限りません。一定の距離感が必要な場合もあります。
- 自分の好きを広げようと思えばいくらでも広がるのがTwitterのいい所です。楽しいことを探しに行きましょう。
- ツイッターがつまらないのは、あなたのタイムラインがつまらないからです。時間はとられてしまいますが、POSTをして言及・返信・RTなどを使いタイムラインで色んな活動をしてみましょう。何かしら楽しいと思えるポイントが見つかると思います。
- 英語のDMが届いた場合、9割方SPAMです。見覚えのないリンクはクリックせず、ゴミ箱へ削除しましょう。
- Twitterはつぶやきでしかお互いをつなぐものがありません。そこが緩いと言われている由縁ですが、いつしかそれが信頼のつながりに変わっていきます。そうなると、益々Twitterは楽しくなりますよ!
- 作者: 日経PC21
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2010/04/29
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