人を育たせるために必要なことは、この題名に書いていることが全てなんじゃないだろうか。
どんな人間もやり方を教わっていないものはそう簡単に出来ない。人に教わろうが自分で独学で勉強しようが、とにかく何かしらの方法でやり方を学んでいるはずで。プログラム書きたいって言ってもやっぱり師匠なりネットなり本なりで、やり方を教わっているはずで。どうして出来ないんだ?って思うときもあるけれど、その理由の大半はやり方を教わってないからだと思う。もしくは教わっているものを狂おしく曲解しているか。曲解って自分が正しいと思ってるから曲がって理解しちゃうんだよね。それ理解じゃないよ。誤解っていうんだよ。
もう1つの与えられてないものは返せないってのも、すごい重要な考え方だと思う。うちのおかんの名言。なんでもいい。優しい言葉をかけてくれたこと、好きになってくれたこと、愛してくれたこと、気を遣ってくれたこと、プレゼントをくれたこと、叱ってくれたこと、チャンスをくれたこと、親から躾けられたこと。そこであなたが与えられたものでしか、あなたは相手に返すことは出来ない。あなたが充足感を相手に与えているのであれば、その相手は必ずそれをバトンとして受け取って誰かのために充足感を与える人間になってくれる。あなたが子供に欠乏・不足感を与えてしまっているのであれば、その子供は必ずといっていいほど心に影のさした子供になってしまう。あなたが責任を全うすれば、部下だって責任を全うすることを学びそれをバトンとして伝えてくれるだろう。
3つ子の魂なんとやらと言うけれど、特に後者においては親が子供に何を与えてきたかがものすごく影響を与えるなと思う。自分自身を振り返っても、周りを見てもそう思うのであります。
まずは、与えよう。次に、教えよう。
そうすれば、人は育つんじゃないのかな。