久しぶりに「わかるううううう」という脳内麻薬が出て、慌ててブログ作成の画面を開いた。
特に、ここが響いた。
これはかなりつまらないことで、自分でも「こいつ毎回似たようなこと書いてるな」と思うのはうんざりする。もちろん寄稿など求められて書く文章で似たようなことを書くぶんには違和感はない。でもここのブログはわたしの現住所のようなもので、過去の履歴も見ることができ、何よりそれを1番知っているのは自分なのだ。自分で自分の書くものに飽きている。長く住んだ家のようなもので、あれもこれもわたしが自分で探して選び、置いたものだらけだ。心地よいし安心するが、新鮮な刺激はない。これがわたしが書く頻度を落としてしまった理由なのではないかと思う。
とても良くわかる。同じ感覚持ってて、ブログを書けなかった。
はせさんも書いていたけど「自分の芯の部分って変わらないんだな」っていう気づきがあってから、ブログに書くという熱が冷めていった。「自分の中で煮詰めた考えを文章にする」ことって、書き終わると自分の頭もスッキリするし、自分で読み返すと糧になる部分があった。煮詰まっている過程で得られる何かは、確かにあった。
僕は累計で4万弱のはてなブックマークを頂いており、何十回と1対Nの意見交換をやってきて、みなさんのおかげで自分の考えが煮詰まったので、書くことがなくなったという帰結を迎えた気がしている。
昔はよくSIerとかアジャイルとか内製回帰とか、色々書いていた。多くは「まだ見えていないけど届きそうな理想」みたいなのも感じて書いていたが、それなりにプロジェクトをやってきて、ある程度煮詰まった考え/やり方を確立し、色々話ができる友だちや仕事仲間もできて、着地しちゃった感覚もあった。熱気球が燃料切れて着地するような感じ。
今、個人的に大好きなネタは「DX」だ。これを書かずしてどうするのよって最初は思っていた。自分も色んな会社のDXに貢献するぞという勢いで独立した。DXをやるのは正しい。どんどんやれ。いつやるのじゃねーよ、今だよ。できないのは企画が立てられないからで、企画が立たないの(ry
多少なりともDXコンサルをやっていたら、DXは組織問題が8〜9で、技術が1ぐらいという肌感を得るようになった。特にITがコアじゃない会社にとっては。DXをやるには、自社にとってのDXは何かを定義した上で、事業運営のメスを入れる箇所を決めて、どのような体制を組んでサイクルを回せるのかに注力する以外の道筋が見えなかった。地味すぎる。自分の中である程度煮詰まったので、煮詰まったものを蒸し返して書くことができない(慣れていない)ので、アウトプットできていなかった。
が・・・DXのアプローチを丁寧に展開してくれるすごい人がいた。ガーンと横っ面を叩かれた感じ。まだまだ、自分はしょぼい。
一緒に仕事できたら楽しそうって正直感じたので、言うだけ言う。
言うだけ言うわ、あとはヨ・ロ・シ・ク
このテンションを忘れていた。
ノリで文章かけなくなるなんて。このブログのアイデンティティが崩壊しているわ。思い返せば、言うだけ言うたけど、YOUたちどう思うって感じでノリで書くことで、それを枕にしていい感じに使ってくれる人がたくさんいるから、こんだけブックマークしてもらえたんだよな。
1ヶ月に1回ぐらいはノリで文章を書こう。
文章を書くのは大好きなんだから。