おかげさまで、色んな方に読んで頂けています。参考になれば幸いです。
コーポレート・エンジニアリングに花束を
「コーポレート・エンジニアリング」という言葉があるのを知ったのは、1ヶ月ほど前のことでした。この資料を作っている時に、SpeakerDeckを漁っていたら、メルカリのsorarokさんの資料がヒットして、我が意を得たり、でした。
直訳すれば、「対象が会社のエンジニアリング」となるかと思います。その会社の事業の拡大に耐えうるプロセスを作ったり、円滑に回せるようにしたり、利用するツールやインフラを変えて会社の働き方を変えていく。そういった活動のことをコーポレート・エンジニアリングだと解釈しています。
サービス内容をパクられることは世の常ですが、オペレーションをパクることは極めて困難です。ECを始めるだけなら簡単ですが、仮に毎日のようにネットからの注文があった場合、どうやってそれの在庫を確保して・ラッピングや梱包・出荷・フォローアップ・キャンセル・欠品時の入荷案内などをしていくのかというオペレーションは、皆さんの業務インフラというベースがあり、そこからの創意工夫の結果に生み出されます。それが会社を強くする源だと、私は考えています。
良質なオペレーションを作るには、業務の現場に向き合って価値を作るロールを担うITエンジニアが必要で、先鋒となるのは情シス部門のエンジニアなのかなと思っています。ヘルプデスクで終わってはならない。
とはいっても、アイデアを形にするのは準備が必要だし、仲間を集める必要もあります。エンジニアがいない会社のほうが圧倒的に多いですし。折角立ちあがったITプロジェクトの離着陸がなるべくスムースにできるように、上記の資料を作りました。ここまで事業会社側で準備すれば、描いたToBeとのギャップを最小化できると思います。私のノウハウでよければおいておきますので、好きなようにご賞味頂ければ。1歩でも進む会社が増えたら最高です。
このリリースを見たのも、資料を作るモチベーションの1つでした。XaaSの時代こそ、システム企画のあり方が見直されてほしいです。
案件のご相談はいつでもWelcomeです
企業組織のオペレーション(働き方を)をITで変革するお手伝いをしています。SIerにいたときも、一人情シスやってたときも、独立してからも、一貫してそれをやってきました。組織構成・業務内容・IT環境をヒアリングさせて頂いて「どのような業務"システム"がこの会社にあるべきか」を、共創させて頂けたら。
お手伝いの内容については、こんな感じです。状況によって期待値も異なると思うので、まずは期待値のすり合わせができれば。
アドバイザリー系
手は動かさなくてよく、レビュー中心の立ち回りをご希望されるケース。
デリバリー系
何かしら成果物を作る or 案件やプロジェクトをデリバリーすることをご希望ケース。
- 業務設計からSaaS/システム導入まで、一貫してやってほしい
- プロジェクトを立ち上げてデリバリーまで手伝ってほしい
- システム作って欲しい(パートナーさん紹介することも
ウチじゃ出来ないケースや、より適任の会社さんがあった場合は、そちらをご紹介させて頂きます。