自信過剰な人は苦手だと思う一方で、自信がなさ過ぎる人といっしょに仕事をしたがる人もいないだろうなぁと。
自信を持とう。自信なさげな人に仕事はまわってこない。 - かみんぐあうとっ
ほどよい自信ってすごく難しいテーマだと良く思う。そもそも、自信には根拠は要らない。必ず必要なもんじゃない。「この事業はあたる!絶対化ける!」という自信には特に根拠はない。けど、自信がそこある。
仕事でも学業でも何でもかわらないと思うけど、「できること」に対しては誰だって自信がある。出来ちゃうから不安になるような事が無い。逆に、「できないこと」に対しても自信のようなものがある。「プロ野球選手になれ→できるわけねーだろ」というような感じで。例は極端ですが、できる・できないがハッキリしていることについては、あんまり揺れ動く事は無い。
問題は、「できるかもしれないけど、やったことがない」事に対する自信の持ち方になる。これはもう「やるしかないし、やらないと出来るようにはならない。」というのが結論なんだけど、その踏ん切りをつけるのにどうしたらいいかって話になる。仕事では結果を求められるし、やったことがないことを「できます!」と言い切るのもやり過ぎだ。それで疲弊するのは現場だよねー。勘弁してほしいよねー(棒読み
というわけで、僕なりに3つばかりオプションがあると思うので、書いてみます。
1. 仕事に関係無い時間を使って、できることを増やす
業務時間外、いわば「シュミ」の領域で本を買ったりネットで情報を集めて、今までやってない事をやってみたりする。仕事はJavaだけど、Rubyに興味あるからrubyを業務時間外で勉強したり、勉強会に顔を出してみたりして、自分のアンテナを広げていく。
2.出来る・出来ないを明確にしてフォローをお願いする
「この仕事やってみたいんですけど、○○は僕でもやれると思うんですが、どうしても××の経験が不足しているのが不安なので、ここは何かしらサポートしてもらえませんでしょうか?」
確か僕もこんなこと言ったら、「あーそれは△△さんに聞いたらええよ。言っとくから。」で終わった記憶があり、実際△△さんにフォロー頂いてやり方を学ぶ事が出来ました。相手も見てくれていますので、正直に自分の感じている事を話すのはとても有効だと思います。
1人で全部背負う必要は基本的に無い。1人しかいない場合はしょうがないけど、会社で回りのサポートが得られる状況なら、それこそ自重せずに頭下げたらいいと思う。「できる!絶対出来るよ!」→「オワタ \(^o^)/」よりよっぽどいい。それに、戦友は会社の中だけとは限らない。
3. ちょっとずつ出来るようになる
小さな目標を立てる、というのとほとんど同じかな。フルマラソン走れるようになるという仕事がでかすぎる場合は、距離を切って3km→5km→10km→15km・・・という感じで刻んでいくことで、大きな目標に向かっていく。問題のサイズを考慮せずに解決できる問題は皆無と言っていいと思います。自分が10で問題が30なら、その問題を3つにわけて、第1ステップ→第2ステップ→第3ステップと言う感じで、ちょっとずつ進んでいけばいい。ちょっとずつ色んな事をやっていて、軌道に乗せていけばいい。
このちょっとずつ精神をとても良く表している言葉があって、それは僕が好きなブライアン・アダムスのナンバー、「18 til i die」にある。
a 'lil bit of this - a 'lil bit of that
'lil bit of everything - gotta get on track
it's not how ya look, it's what ya feel inside
I don't care when - I don't need ta know why
僕なりに和訳するとこうなる。
こっちもちょっとずつ、あっちもちょっとずつ。
ちょっとずつなんでもやっていって、軌道に乗っけよう。
ヒトからどう見えるかじゃない、お前が感じたことが大事なんだ。
いつはじめるかなんて知らねーし、理由なんて要らないんだ。
今年もあと、2ヶ月ですね。ラストスパート、頑張りましょう!