普遍性の高い「ロリコン」という言葉に独自の定義をブチ込むだけでものすごい勢いで拡散した峰なゆかさん。すごい盛り上がり。
ちなみに私の言うロリコンとは、例え対象が18歳以上女性であったとしても女性の弱さ、愚かさ、コンプレックス、またはそれらを象徴すると勝手に判断したものを利便性において好む男のことで、日本人男性の8割がこれに当たります。
— 峰なゆか (@minenayuka) May 1, 2014
「利便性において好む」という日本語がなかなか難しい。平たく言えば「都合の良いように解釈して、こいつはしょーもないやつだなと上から目線で自己満足する」という意味なのだろう。自分をよく見せるために女性の粗を探すことでコンプレックス(劣等感)を解消しようとする男性の総称として、ロリコンという言葉を使っていると僕は解釈した。精神的未熟さと幼女・少女の性的嗜好に重ね合わせているのだろうか。
この解釈で彼女の意図を掬い取れたのかもわからず、正直神のみぞ知るセカイだった。が、そんな迷える俺達のために峰なゆかさんが図解をしてくれた。それがこちらだ。
たいへん分かりやすい図を作ったので見るといい!!!!! pic.twitter.com/YHw1IpRoYs
— 峰なゆか (@minenayuka) May 6, 2014
申し訳ないが、滅茶苦茶わかりにくい。
普通のロリコンと峰ロリコンの違いを説明する為のものだろうけれど、ベン図で丸が重なっている時点で美しく致命的だ。ベン図は複数の集合の関係を図式化するために使うもので、関係性があることを表現してしまう。使っている図と伝えたい意図が真逆になっているのではないかと感じました。
「それはそれ、あれはあれ。世間一般的な解釈をしてそもそも分かるわけねーだろ」という補足説明で使われる図だと思うのだが、それならば平行線であることを示さないと伝わらず、世間一般的なロリコンで且つ峰なゆか認定ロリコンでもあるハイブリッド・ロリコンの存在が少しでも頭をよぎると「もうこれわかんねぇな」となってしまう。
通常のロリと峰ロリが交錯するポイントはそもそも無いんでしょ?
同じ単語で意味の違う話をしたいんだから、交錯するポイントがないことを説明したほうが話が速いのは当たり前のことだ。
wikipediaいわく、通常のロリコンは「幼女・少女への性的嗜好や恋愛感情のこと」だって。その資質の有無と峰ロリになる資質の有無に関係性があるのかどうかを説明するために、「熟女もの大好き男性、幼女エロ本大好き男性。両者が峰ロリコンになりうるのかどうか」を考えよう。ここに関係性が認められないなら、性的嗜好の方向性と峰ロリの資質を有しているかは無関係。検証手法がわからんが、まぁ関係なさそうだよね。
ってことで、意味が違うことをキチンと説明出来ていれば、こんなつぶやきもしなかったんじゃないのでしょうか。
「私の言う○○とは」ってわざわざ前置きして言うからには「世間で言うところの○○」と意味が違うのなんて当たり前だろクソが!!!!!!!!
— 峰なゆか (@minenayuka) May 6, 2014
オチ
峰なゆかの言うことがどんどん泥沼になってきているし、そんな状況下で彼女を擁護する男の八割が「女性の弱さ、愚かさ、コンプレックス、またはそれらを象徴すると勝手に判断したものを利便性において好む男」であるという事実が色々と皮肉で良いですね。
— 犬紳士 (@gentledog) May 6, 2014
僕もその1人になるんですかね(震え声