上記の告知を昨年8月1日にさせて頂き、8/5より販売開始。およそ7ヶ月半で増刷の運びとなりました。ご購入頂いた方や書評を書いて頂いた方を始め、本書に関わる全ての方に御礼申し上げます。
独習Python入門はプログラミングの入門書
書店での販売戦略の関係上で「Python入門」という書名になっていますが、Pythonというプログラミング言語の入門書ではなく、「プログラミングを身につけるために必要な知識と考え方」をテーマにした書籍です。
プログラムを書けるようになるためには、当然ですけどプログラミング言語の仕様を理解しなくてはなりません。動くプログラムを書くために絶対に必要です。が、それだけでは「自分のやりたいことを、どうやってプログラムに落とし込めばよいのか」というイメージが湧かないので、初学者の方はつまづきます。
その為、本書の構成においては、Pythonの言語仕様や文法については必要最低限の説明しかありません。従来のPython本の2〜3割程度だと思います。動かせもしないのに言語仕様をじっくり学んでも徒労なので、思い切って削りました。
「読み切れる」入門書を目指してます!
技術書の入門書で「最後まで読み切れる」のは、かなりハードルが高いと思っています。そこに挑戦していますので、分量も従来の入門書に比べて少なめでイラスト多め、サイズも技術書にしては小さい。コードを写経しなくても読み物として読めるように、最大限配慮しています。書かれている日本語の意味が曖昧だったり書籍の構成(要は伝える順番)が雑ですと、一気に読む気が失せます。写経以前の問題です。そうならないように、あの、頑張っています!
書籍のお買い求めは、なるべく書店にて...
これには多くの出版関係者が同意頂けると思うのですが、Amazonでお買い求め頂いても書店への配本が増えることにつながりにくいので、電子データでなくても良くお近くに書店がお有りの場合、可能であれば書店にてお買い求め頂けると幸甚でございます。伏してお願い申し上げます。
僕自身、別の本を出したいという気持ちはあった
「Excelでとりあえず業務を回してきたんですけど崩壊寸前なんでシステム導入したいんですが、構想立案を起点にしてベンダーに何をどう伝えればお互いうまくまわるのか」というテーマの書籍が必要だ。コレを読めば、最低限システム化の検討を内部で開始でき、丸投げにならないという感じのやつ。
— ちなヤクのござ先輩 (@gothedistance) 2012年10月5日
ぱっと見たところ「要件定義本?」というイメージだと思いますが、僕なりの独自の切り口で構成案を作り上げています。あとは・・・中身です。頑張ります。