外資流課題管理
非常に参考になったためメモ。
「問題」というのをRisk,Issune,Problemの3種類に分けて考えるそうです。問題のステータス管理的なイメージです。
■ Problem ・・・ 実際に起こってしまった問題。すぐに対処しなければ、どんどんトラブルが悪化する。 例 ) 「すでに A くんが退職して代わりがいない」状況
■ Issue ・・・ ある特定時期に Problem が起こることがほぼ確実な問題。 例 ) 「 A くんは一ヵ月後に退職してしまうので、その代わりがいなくなることが、容易に想定できる」状況
■ Risk ・・・ 確実ではないが、放っておくと、近い将来、 Problem や Issue が発生することが想定できるという問題。 例) 「最近の A くんの言動を見ていると、転職を考えているのではないかと思わせる」「現場メンバーのモチベーションが極端に下がってきている」状況
この中で最も重要視しているのが「Issue」です。Problemになる前に潰すのが基本姿勢だそうです。
外資では、次のような基本方針をもって、プロジェクトを管理していきます。
「すべての問題は Issue の段階で解決し、 Problem は絶対出さない。また、 Risk にも常に目を配る ・・・ 」
仮にProblemになったとしても、既に想定の範囲内であるわけなので、ある程度準備ができてトラブル対処ができると。なるほどなぁ。