1年以上付き合ってきて最近落ち着いてきたので、この辺でまとめておこうと思う。僕は現在Follow 1700/ Following 2100ぐらいです。
Twitterの本質
タケルンバのTwitterとは掛け算サービスである - (旧姓)タケルンバ卿日記とまなめ王子のこのPOSTで、だいだい網羅できていると思う。
Twitterではタイムラインを構築するのは自分だから、自分のタイムラインには責任を持たなくてはならない。ムカツク発言をした人に文句を言うのではなく、その人をフォローしてしまった自分を責めればいい。気楽だねぇ。
Twitter / maname: Twitterではタイムラインを構築するのは自分だから、自分 ...
Followに偶然は無い。そして、Followして発言(POST)をしなければ、何も始まらない。
これほどわかりやすいものはないなぁと思う。
自分が求めているものをタイムラインの構築によって求めていけばいい。That's all you need at twitter!
タイムラインという概念
TwitterがTwitterである理由は、このタイムラインという概念にあると思います。
SNSとTwitterの違いは、SNSは人を共有するのに対しTwitterは場所を共有する。SNSはその人が存在しているかどうかはわからないけれど、Twitterはタイムラインという1つの大きな集会場に、必ず誰かが存在する。ほっといても、それは流れてくる。流れているってコトは、常に新しい何かがそこにあるということ。自分がその場所に行けば必ず誰かがいるような状況はとても安心感があるし、同時に中毒性も高いと思う。
距離感が異常に近い
Twitterにはタイムラインしかないので、距離感は非常に近く感じられます。あるのは、Tweet。それしかないから。
不思議なもので、タイムラインを共有しているうちにその人の生活や考えというか、そういうのを包括した雰囲気を共有することになっているので、「急募:20時に恵比寿で飲む人」と募集してもワラワラと人が集まるんですね。薄いけれどもある程度の信頼感があると言うか。つぶやきの向こう側にある人間味がそうさせると言いますか。こういうリアルタイム性は、Mixiには無いものです。一時期の僕は毎晩Twitterを駆使して飲み歩いていました。人と会うのがとにかく楽しかった。
ブログって結構距離があるものなんですよ。これだけ長くやっていますけど、プロフ欄にメールをもらったことは取材・掲載依頼ぐらいしかない。まず誰かと会おうなんて話にはならない。僕だけかもしれないけど。ブログは受け手と送り手がハッキリしてるので、テニスのようにセンターラインを挟んで向かい合っている状態に近いのかな、と思います。
Twitterは「@だれそれ 今日暇?飲まない?」でコトが済みます。返答無ければ流れておしまい。それだけ。
でも、生き残るのも大変
僕はこのブログが先に来て、その後Twitterをはじめたのですぐに100人Follow頂いてそこから急激に波に乗れたけど、ネット上で何の活動もしていない人がいきなり「Twitterはじめますた」と言ってもつまんないままに終わってしまうんじゃないかな、と思った。そもそも誰をFollowしていいかわかんないしね。困った時は自分のTLで見かけたユーザーIDを全部Followするといいですw 考えるのめんどいし、イヤになればRemoveすればいいだけなので。
Twitterってのは不特定多数の方に自分のつぶやきに何かしらの反応が無いとクソつまらないままに終わります。
Follow/Remove
ここは色々難しい所なんだけどね。
タイムラインは「お前そんなPOSTするなよ」って注意を促して管理できるものではないから、自分にとって「ちょっとこれは見たくないな」というものがあれば、耐えるかRemove/Blockする以外方法がないのです。Removeは悪でもないし、人格否定でもなんでもないですよ。Removeするなんて信じられないと言っている人のほうが僕は信じられない。中の人と中の人の言動やPOSTがうざいってのは別問題ですし、タイムラインの内容に愚痴を言うぐらいなら、自分でFollow/Removeしてタイムラインを楽しむ方向に向かったほうが、建設的だなと思います。
あとTweenというクライアントでは片思い(FollowしてるけどFollowされてない状態)の発言は青文字になりますが、この機能は正直疲れるだけなのでOFFにしておいたほうがいいと思います。相手に決定権があることを思い悩んでも徒労しか生まれない。はじめから見ないほうがいい、と僕は思います。
プライベートな情報はタイムラインで聞かないこと
タイムラインは公の場ですので、誰が見ているかわかりませんし、その情報がどのように流れていくのかもわからない。その人の個人情報に近しいことをTweetするのは、基本的にNGだと思ったほうがいいです。ブログ等で公開してるものは問題ないと思いますが、その辺は常識の範囲で。サンクチュアリは人それぞれ。
Follow100を超えたらもうカオス
僕はタイムラインは管理するものじゃなくて拾うものだと思っているので、今となっては爆速のタイムラインのほうが面白く感じます。基本的に100人以上Followすると誰が何を言ってるのかをリアルタイムで追うことはまず無理です。コレが「カオス」と言われる状態です。ただ、Twitterクライアントを立ち上げてキーワードでフィルタかければ自分の欲しい話題は手に入ります。こうなると多ければ多いほうがよくね、という状態になります。情報を拾うか、POSTを読むかの違いですかね。
クラスタとかも全く興味がなくなるので、知人・未見だけどよくTweetする人・友達・それ以外、ぐらいしか僕の中には無いです。
かといって「この人はこういうのに興味がある人」ってのは抑えておくとお互いに情報共有が出来てGoodです。
リベラルアーツとしてのTwitter
タイムラインを見ていると勉強になることが多いなーと思う。ジャンルも様々。リベラルアーツっぽい感じが最近すごくしてます。その道で名前の知れた方がわんさかいるというすごい所でもあるのが、Twitter。
僕は外人でも興味があればFollowしていますし、昔「IE6 MUST DIE」ってPOSTしたら外人から「お前アホか。IEをVerupできないユーザーのことも考えろ」って@もらいました。カオス。英語POSTもたまにやります。あれはいい。チャットよりも簡単だけど、文章を書くよりも速答性が求められる。チャットだと「速すぎて打てねーよ」ってこともあるけど、Tweetなら間に合う感じ。
メディアとしてのTwitter
最近はこれが最もクローズアップされているように思いますが、TwitterはFollowされない限りプロモートできないので、広告としてTwitterを使うのはちぐはぐになるんじゃないかなと思います。PUSHしても意味が無い。permissionありきになりますし、流せるのは新着・オトク情報ぐらいなものだと思いますし、あくまでTwitterは個人が色々なPOSTを織り成してマスを形成するものです。
Twitterの圧倒的に面白い所は自分のチャンネルを構築できること、自分の世界を持ちながらも、相手の世界に好きなときに自分の望む深さで入っていける所です。Twitter自身がメディアとして機能しうるという点においては、僕もその可能性を強く感じています。テキスト実況はその一例ですし、イベントとTwitterの親和性はとても高い。もしかしたら、Tweetによって歴史書の1ページが築かれる時代になるかもしれない。
Twitterがお金を稼げないのは純粋にメディアとしての機能性が強すぎるのと、その中のコンテンツが運営側で全く管理できない点に尽きるんじゃないかな。プラットフォームでありながら、あくまでハブとして強力なだけなので、コンテンツ提供者に「お前カネ払え」と言える理由も無い。iTunes Storeとワケが違う。タイムラインでゲームとか出来ないけど、シュミレーションゲームみたいなヤツの進行ログをTwitterで共有できたら面白そうだなーと思った。ラブプラスとTwitterは親和性高そうで何かに使えそうなんだけど、ま、眠いからもういいや。