GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

「仕事力」に散りばめられた金言の数々

最近この本を読んだのですが、随所に素晴らしい言葉が散りばめられていました。僕が特にこれはと思った言葉を貼り付けておく。というか、伝えたくてしょうがない言葉が多すぎる。私が自信を持っておすすめできる一冊です。是非。

大前研一

  • 優れた経営者はみな提案グセのDNAを持っている。
  • 常に自分のやる仕事を文章化して棚卸しせよ。

朝倉摂

  • 専門家として生きる、そういったハッキリとして目標があるのは大切だが、それだけに向かって細い道をひた走る生き方は豊かな仕事を生まない。
  • 感じたことを自分の手で表現する訓練をきちんと積まなければならない。自分のハートをここに込めたとわからせる力量が重要です。
  • 素直になれない人と仕事をすることほど、つまらないことはない。

安藤忠雄

  • 仕事は生涯をかけて自分の可能性を探すことである。
  • 青春とは目標を持って生きている時間のことをいう。
  • 精神を萎えさせないためには、常に勇気を持って挑戦してきた人たちの仕事をみるとよい。
  • 若い人にはどう見てもスピードオーバーという速度で走ってほしい。

梅原猛

  • 理想的な会社というのは労働が楽しいと意識できる会社。
  • 苦境に立っている時ほど人は悪口を言われてしまうもの。あることないこと、しかも思いもよらない人からに。

鈴木敏文

  • よく本を読みながら線を引いている人がいますが。思わずためになる、自分も納得できると感じるからだと思いますが、実はそこに発見は少ない。自分が共鳴するところをただ確認してなぞっているだけではないか。これは安心するために読んでいるのだと冷静に判断すべきです。
  • 私の競争相手は競合他社でも他業種でもない。時代の変化である。

佐々木毅

  • スペシャリストとは与えられた問題を自分の持っている技術で解決するだけの存在でしかない。しかし、プロフェッショナルは問題そのものを発見する能力と解決する能力を併せ持つ存在である。どの分野で、どの仕事についても、そこで見えない問題を浮き彫りにするのである。
  • 自分の勤め先に関心のすべてを集中していれば社会全体がうまくいくという予定調和で、日本は何十年も走ってきた。

塚本能交

  • 好きな仕事とは自分の趣味や好みを活かすという狭いものではない。自分が楽しむための労働ではありません。どのような人に対して、自分の力で何をしてあげたいのかを捜し求めることだと思います。社会の中であなたが気がかりなこと、こうしたらもっと良くなるのに楽しくなるのにと手を貸したくなるようなこと。それがあなたにとって大切な仕事ではないか。
  • 人はなぜ仕事をするのかと考えれば、報酬を得るためではなく自分の誠意を役立てるため。それをきれいごとを笑うなら、あなたはまだ自分の仕事に出会っていない。本当ですよ。

稲盛和夫

  • 「人生の結果」=「考え方」×「能力」×「熱意」
  • 能力と熱意というものは0〜100の間で推移するが、考え方というのは-100〜100まである。これがマイナスだととんでもない負の方向に向かっていくことになります。

村上輶

  • 文化の形態が異なる国々とビジネスするとき、これは安くていい商品ですよというだけでは「じゃあもっと安くしろ」と値切られるだけ。この商品は上質な上にこうやって使うと更に面白くアクティヴィティを発揮します。そして安い。このようにいくつもの感動を提案できなくてはならない。このような力のことをブランド力という。

松井道夫

  • 実業・・・顧客が必要と認めるコストで成り立っている業
  • 虚業・・・顧客が必要としないコストで成り立っている業
  • エリートというのは、時代をにらみながら新しい価値観を打ち出し、それを果敢に実行する人物を指す。ハイリスク・ハイリターンを承知で突き進んでいく人物のことである。後方で指示している参謀を決してエリートとは言わない。しかし、日本ではローリスク・ハイリターンという美味しい立場がまかり通っている。

柳井正

  • 本当に仕事の出来る人は、自分に対する評価がとても低い。あれもできない、これもできないと自己に厳しい。それは到達する目標が見えていて届かない距離がわかるからである。
  • 高収入を得ている人は、他人からはうかがい知れない努力をしています。

中村勘三郎

  • ただ自分の居場所にじっとしてはダメなんですよ。外へ外へと出て行って巡り会って育てていかないと。机の前に座って情報を集めるだけではそこに熱がない。あなたを認めもしないし、刺激もしないし、ホロリともさせてくれないじゃないですか。
  • 私は運がいい、とても良い縁に恵まれている感じていますが、突き詰めていくとそれは友人の存在なのです。

最後に

この本に関われたすべての方に感謝します。仕事力の名に恥じない、仕事本です。ありがとうございました。

仕事力

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