GoTheDistance

ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

第1回YASS勉強会に行ってきた

今日は誰かと会って飲みたいぞという気分でタイムラインを眺めていたら、id:celitanがこの勉強会を見つけてきた。

すげー久々に勉強会に行ってきました。というか、今年初ですね・・・。

最近勉強会とか来ないよねって言われるのですが、転職してから定時が遅くなったのと、自宅近辺の職場から渋谷・新宿界隈に出て行くのは家から遠くなってしまうのでどうしても腰が重くなってしまうのです・・・。さーせん>< 楽天や川崎だと職場から近いから嬉しいけど、そうもいかないもんね。

勉強会ネイティブ世代

正直度肝抜かれるぐらい驚いたのが、つかださん(つかだあきひろ (akitsukada) on Twitter)が自社の新人さんをこの勉強会に連れてきていたこと。社内でオープンにしてて全然OKなんだ、と。変わったなぁ、世の中って思いました。この考えって古いなぁって思われるかもしれないですけど、僕がSIerにいた2年ぐらい前は社内バレってかなりリスクがあるように映ったものなんですよ。僕が自社で1回だけやった時は営業の役員に話を通して、総務の役員の許可を得るというワケのわからない綱渡りをした。勢いオリエンティド。懐かしいな・・・。エンジニアの未来サミットで所属OPEN実名プレイに踏み切ったのも、結構勇気が要りました。社内では全く話題になりませんでしたがw

僕が年を取ったせいもあるんでしょうけど2年前は僕より年上のヒトが結構多かった。今は、年下のヒトがすごく増えている。IT系の会社入って、勉強会ネイティブな人達が増えているんだな〜と、その結果IT業界の裾野が広がればいいな、と。ルイーダの酒場のようになっていけばいいよね。それだけでもう充分だよ。

あと、akitsukadaの会社は女性エンジニアが多いらしい。いいぞもっとやれ。女性にそっぽ向かれた業界の未来は暗い。要は、akitsukada++

全然関係ないけど、最近僕のエントリが社内の掲示板やポータルで張られて流れてましたっていうご報告を多く頂くのですが、ご興味がおありならそのテーマでカジュアルなディスカッションの場でも設けません?特に最近SIerがだいぶヤバくなっている件 - GoTheDistanceが人気みたい。ど真ん中で当たった会社さんが多かったようで、全社員のMLで流れたという話も聞きました。プロフィール欄にあるメールアドレスか、Twitterで気軽にお声かけて下さい。フットワークとノリは軽いっすから。僕も現場の声が聞きたい。

YASSと僕の接点

新しい場所を探そうとしているってことかなぁ、と。そこが気に入って今回顔を出させて頂きました。

講演者の疋田さんが、「こういった場で「こういう仕事やキャリアを積んでいるヒトがいるんだ」という刺激をお互いに与え合って、今まで全くなかった新しい道ができたらすごくいい」という趣旨の発言をされていたんですが、全く同感です。僕はSIerに6年いましたが、ユーザーと情シスの乖離とSIerの仕組み上1人が1人以上稼げないのに絶望したのをきっかけに、自分たちのシステムを進化させていくことで価値を提供していく内製型にシフトしていくべきって結論と、エンジニアはもっとビジネス的ブレイクスルーにも興味を持つべきだと考えるようになりました。海の向こうじゃハイブリッドが当たり前のようですから。実際その2つのテーマを自分なりに取り組んでみたくて、環境を変えました。

ITでカネを稼ごうと思ったら、大きく2つの方向性しかない思うんです。パートナーとして深く濃厚なサービスを提供していくか、誰にでもメリットのあるライトなサービスをSaaSやプロダクト作って仕組みを提供していくか。前者はその会社に合ったコアの部分を作るお手伝いをする。後者は、主に装置や利便性を売るサービス。装置ってのは主にDBですね。フロントは選択肢いっぱいあっても、バックエンドは結構少ないし。誰にでもメリットがあるサービスってのは、これまた難しいんですね。「おお、こんなことが簡単にできちゃうんだ、これはいいな〜」というものを作って提供していきたいと思ってます。

この辺の議論はYAASと関係なくなるのでやめておきますが、経営者とユーザーとエンジニアのトライアングルが出来る場がもっと増えて欲しいと思いますし、新しい道はそこから生まれる気がしますし、そういう一助を築く場になってほしいなぁと。YAASのこれからに期待しています。

SQLを学習できるWebサービスを作りました。