発表資料はこちらにございます。
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お金の流れについて知ったから良いエンジニア人生を築ける理由にはならないんですけど、会社組織と無関係では生きていけないので... 会社組織の論理ってものがあります、と。その上で仕事とお金の関係だけは精査して整理しておかないと色々不幸なすれ違いもあるんじゃないかなってことで、その辺をまずお話させて頂きました。現場に居続けるのもなかなか難しいチョイスになると思いますし。
この資料を作るにあたって本屋さんや図書館で経営学と書いてある本を結構読んだんですが、どの本でも組織運営について多くのことが書かれておりました。会計の話は触れていない本も多かった。ビジネスモデルの構築であったり経営戦略理論であったりというのは、時代が変わると再定義されてきている感が強く、結局何の話なのっていう尻切れトンボ感がね...
ただ、経営を語るにあたり全く色褪せない概念が「Do the right things.」と「Do the things right.」の2つ。これは車の両輪です。まずは自社にとってのrightを定義すること。これが最も重要です。なぜなら、間違ったことを正しく遂行することが起こりえるからです。ちなみに、「Do the wrong things right」は、最悪の状態です。
下記は英語で書いてありますけど、わかりやすく書いてあって勉強になります。
次に、正しいことを正しく行う。つまり組織設計を行っていく事が必要です。ひとりでは何も出来ませんし、自分ができても全く意味が無いので... 組織として強くあるためには、組織の設計が必要です。
当然ですが、人間には意思がありますし、誰も自分以外にはなれません。他人の思考を操って自分が望む結果を出すように強いることもできません。なので、直接動かすことが出来ない人をいかに動かすか(動いてもらうのか)が、一番重要なことだと思っています。組織運営の肝ってここだと思っていて、その際に僕が気をつけていることが後半部分のスライドです。
ホンマは下記の話で1時間引っ張りたいんですが、さすがに厳しかったです。懇親会で少々させて頂きました。
本日の発表資料です #bpstudy pic.twitter.com/kaX6K0Cj7v
— やきう大好きござ先輩 (@gothedistance) 2015, 4月 28
これで合計3回BPStudyに登壇しまして、なんと最多登板タイに踊り出ました。BP社さんということで、次は僕が最近お気に入りで使っているPythonのFlaskの話をして、ハーラー単独トップに躍り出たいと思っております。
それでは、また。