この記事に賛同してしまうような人が最も起業に向いていないなぁ...。イケハヤの劣化コピーかと思うぐらい適当なことしか書いていない。
職場の空気すら読めないのにどうやって商談の空気を掴んでいくんだって思うけど、大丈夫かな。自分でやった方が早いと思っちゃう人は、作業と仕事の区別がついてないので起業に向いていない。仕事が目の前にあればあるだけやってしまう人は、自分がボトルネックで取引先に迷惑をかけるし、無駄に消耗戦を戦って安く買い叩かれるので、起業に向いていない。休日にゴロゴロすることも出来ないぐらい逼迫してるなら、やってても楽しくないのでキチッと休めるサラリーマンの方が良い。まだまだ書けるけど、バカらしいや。
こんな調子で書いてしまうとアレなので、僕がこれだけは間違いないなと思う「起業に向いている人の特徴」を1つあげます。ストイックな人です。複合的な言葉になってしまうのですが、要はこんな特徴がある人です。
1つ目は、「自分で決めた目標や基準を、自分の勝手な判断で取り下げない」ことです。今日はこの作業までを終わらせると決めたら、それを明日に持ち込まないこと。割り込みが入ろうが関係ない。サービス残業も関係ない。自分がそこまでやると決めたら、完璧でもなくてもいいからまず終わらせる。区切りをつけて前に進む。
僕もそうですけど零細企業の社長は雑用も多くなるので、仕掛りの作業って増える一方。起業したら割り込みもサービス残業もない。代わりはいない。終わらせないと積み重ねることも出来ない。ここで脱落する人、すごく多いと思います。請けたけど納品バックレなんてよくある話なので。
2つ目は、「これが今のベストなのかと、常に問う姿勢があること」です。そこには2つの側面があって、ひとつは自分たちの仕事のやり方はこれでいいのかという点と、もう一つはこの顧客に納品する成果物はこれがベストなのかという点です。仕事のやり方に課題がないなんてことはあり得ないし、(色々すっとばすけど)これが出来たらベストっていうのが見定められないと迷走します。
もう1つの顧客の観点で言えば「お客さんがこういったから」という鵜呑みにしているのがマズいです。お客さんが欲しいからこういうのを提案 or 納品しますでは、バカの一つ覚えにしかならない。要望と要件は違います。僕のようなIT系は不定形な成果物を商品にしているので、特にそれを感じます。ベストを考えていくと、より鮮明に成果物の内容が見えてくる。やる意味が無いから辞めようと良い意味で撤退することも出来ます。仕事は選ぶものです。
3つ目は「一人の時間を持て余さないでいられること」です。僕も修行中ですが、起業したらどれだけ自分を見直すことが出来るかがすごく大切だと感じています。自分の判断や価値観によって、事業を行う方向性が大きく左右されるからです。なので、ひとりの時間をじっくりと考え事に当てて考え続ける必要があります。とても憂鬱な行いですけれど。
社長になっちゃたら、上手くいかないことは自分に原因を求めるしか無くなります。あいつが悪いとか取引先がクソとか時代が悪いとか言っても、どうしようもない。事業が立ち上がらない/回らない理由を外に求めても、各々の立場があるので自分には合わせてくれません。自分たちが変わるしかない。だから会社は倒産するわけですので。前職では、毎月のように管財人の弁護士からFAXが会社に来ていたなぁ。
魚は頭から腐ります。頭から腐らないように、瞑想と運動と野菜を摂取して心身をヘルシーに保つ必要があると著名な先生は口を酸っぱくして警鐘を鳴らしております。
おあとでよろしいようで。