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ござ先輩と言われています。(株) クオリティスタートという会社をやっています。

flowrについて感じたこと

id:n_shuyoさんにトゥギャザー頂いて疎結合なアプリケーション連携を目指すフレームワーク「flowr」についてお話してもらった。以前自分が書いたREST最高なエントリと基本的には目指すところは同じなんだろうと勝手に思っている。

flowrのKeyConceptは「通信層を疎結合にするだけでは駄目でアプリケーションのデザインを疎結合にしなければならない」から来ている。恐らく中谷さん自身も相当ご苦労されて「パーマリンク同士でつながることが出来ればアプリケーションは疎にすることができる。後は各々の状態を外に出してしまえば、アプリ自体が疎にすることができる」という結論になったんだろうと推測している。この簡素さは見事だなぁと思う。しかしながら中谷さんご自身もおっしゃられていたが「疎結合にしてしまうと出来ることが少なくなっていく」というジレンマがある。ここでソフトウェアの美しさと現実の醜さが交差する。

私自身はREST以前の問題が現場に根強く残っていることが頭から離れない。HTTPで会話する事ができるようになるまでが大変なのが実情で、密結合になっているシステム体系を疎結合に組み直すということは難しく、導入メリット、つまり組み替えて一体何が嬉しいのかを数字的に説明しにくい。本来こういうのものは共通基盤として持つべきものであり恐らく情報システム部が主管となるのだが、現場のビジネスがわかっていないとどんな連携が良いのかもわからない。システム連携というのは非常に重要なファクターなんだけど、アプリケーションではないので何かのアプリケーションとくっつけると美味しいことがありますよ、という説明をしないとビジネスになりにくいという宿命を抱えている。

Webアプリケーションをゆるくつなぐというニーズがどこにあるのかなとずっと考えてみたが、例えば誰かがBlogでも社内SNSでもいいんだけど「こーゆーことで困ってるんだよね」みたいなのをPOSTしてポチっと押すと他のプロジェクトチームのWikiであったりに飛んでいくような感じで情報共有が出来たりするといいのかな、と思った。企業内コミュニケーション、特に非公式なものをどういう仕組みで支えていくのかについては裏で取り組んでいるので、キラーアプリっぽいのが見えてきたらPowerpointで恐縮ですが取りまとめたい。

取り急ぎ雑感を述べてみました>< 次はラボでトゥギャザーさせて下さい!